肌のバリア機能の役割

肌には本来バリア機能があり、水分を肌の内側に保持し、外部からの雑菌やアレルゲンの侵入を防いでくれます。この機能がうまく働かなくなるとニキビなどの原因となり、さらには治りにくくなるといった悪循環も起こしてしまいます。ニキビなどの肌に関するトラブルの改善を考えた時、肌のバリア機能を意識することはとても大切です。

肌のバリア機能は、主に皮膚の一番上の層にある角質層が担っています。この部分がスカスカになってしまうと水分を保持することが難しくなり、雑菌などの侵入を許してしまいます。そうするとニキビなどもできやすくなってしまうのです。角質層がスカスカになってしまう原因としては、日焼け、洗顔のやりすぎ、ストレス、喫煙、生活習慣の乱れなど、様々な要因が考えられますが、最も直接的な原因と言えるのは乾燥です。乾燥することで角質層ははがれやすくなってしまい、皮膚を覆う層に隙間が生じ、層がむきだしになってしまうのです。

こうして肌が傷ついてしまうことによって、隙間を埋めるべく新しい細胞を作るための指示が基底層というところにきます。その結果、今まで表面にあった古い細胞が押し出され、新しい皮膚ができます。ですが、肌に潤いの無い状態のままですと、新しい細胞ができてもすぐにまた表面が傷ついてしまうので同じことの繰り返しになります。肌のターンオーバーがはやくなり、成熟していない細胞で肌の表面が埋め尽くされると皮膚はスカスカになってしまいます。これにより刺激が内部にも入り込んでしまい、肌トラブルが発生してしまうのです。